同窓会の皆様には、それぞれのお立場でご活躍されるとともに、ご健勝にてお過ごしのことと拝察申し上げます。日頃から同窓会の活動に深いご理解とご協力を賜っておりますことに感謝を申し上げます。
五月八日から新型コロナが五類に分類され、コロナ前のように戻りつつあります。本校の今年の日体祭も来校者に制限をかけずに実施し、コロナ前と同じ数の来場者がありました。久しぶりに活気のある学校行事となり、生徒の輝いた姿を見ることができ良かったと思っています。現在、沖縄での感染者が多いと報道され、静岡県も増加傾向にあると言われています。インフルエンザの感染者数も増え、一人一人が感染防止対策を怠らないようにしなくてはなりません。
令和四年度の活動を振り返ると、八月と一月に本県出身の日体大の学生を中心に「就職対策研修会」を実施しました。一月の就職対策研修会は、昨年に引き続きオンラインによる研修会となりました。ストレートで浜松市の中学校に合格した講師の学生の話を聞いてびっくり。浜松市の体育の教員になるために、大学二年生の四月から勉強を始め、過去問題の分析をして、傾向と対策を考え勉強に取り組んでいました。問題集を何冊も買い、過去二年の問題は出題されないと判断して後回しにし、それ以前の問題を中心に勉強を進め、最後に直近二年の勉強をしたと言っていました。毎日、規則正しく時間通りに教員採用試験の勉強に取り組み、習慣化することにより、その生活が当たり前になっていました。自分で想定問題を作成し、友達と交換しての勉強もしていて、アウトプットすることにより理解を確実なものにしていました。これだけやれば試験に受からないはずがないと思いました。現役の大学生には大変参考になったと思います。
今年度も、八月と一月の日体大の学生を中心に行う「就職対策研修会」を予定しています。また、静岡県の同窓会総会を東部地区開催で計画しています。決定しましたら各地区を通して連絡させていただきます。
結びに、皆様のご健康とご多幸をご祈念し、挨拶といたします。
日本体育大学静岡県同窓会
会長 杉本芳和(昭和54年卒)